メディアの取材を受けてきました

こんばんは!加藤咲季です。

 

昨日、PHABRIQというメディアの取材を受けました。

https://www.phabriqmedia.com/ja

 

あらゆる分野で活躍する人材を取り上げ、

「健全に生きるとは何か?」
「豊かな人生とは何か』

を問うメディアでいろんな人の活躍や人生を垣間見れる面白い企画です。

 

私の動画が公開されるのは来年以降なのでまだまだ先なのですが公開されたらまたお知らせしますね!

ちなみに、企画されてる担当者の方が日本文化系にとても興味があるようで着付けや茶道、日本舞踊、書道などの方もいます。

 

インタビューされている中で印象的だったのは「着物にはルールが多く、いわゆる着物警察のような厳しいことを言われてしまうイメージですが、咲季先生はどうお考えですか?」といった質問をいただいたことです。

 

「やっぱり一般的にもそういう印象がついているんだな」と実感しました。

 

インタビューでは「カジュアルシーンなら気にしなくて良いよ」といった感じで答えて、あんまり詳しく話しませんでしたが、

着物警察については私も色々考えています。

 

私としては、きもの警察か否かは伝え方次第なんじゃないかなと思っています。

 

嫌味ったらしく

「あんた、そこお太鼓曲がってるわよ!全く!」

って言われるのか、

「ちょっと崩れてるのでそこで直しましょうか?」

って言われるのかで印象が全然違いますよね。

 

前者はまさに警察。

後者は親切な人です。

 

もう、紙一重なんですよ。

 

私のメルマガ読者さんは着物経験者さんが多いので直してあげる立場の人も多いと思います。

 

これまでも色々お話を聞いてきて、

「着崩れてる人を見かけたけど、直す場所もないし声かけられなかった」

とか、

「私は声かけて直してあげました」

っていう方もいましたね。

 

私は、着崩れを直してあげること自体は良いことだと思います。

初心者さんからしたらとても助かりますよね。

 

ただ、注意したいのが、

「もっとこうしなきゃダメよ!」

みたいに”禁止”ワードを使うこと。

 

ダメ!とか言われちゃうと、きもの着てるだけでこんなこと言われるんだと落ち込むし、もう面倒くさくなりますよね。

 

また、いきなり触るのもダメです。

意外とね、いるみたいなんですよ。

何も言わずに勝手に触っちゃう人。

 

着付けの練習とかしてると人に触るのに慣れちゃって感覚が麻痺しちゃうんですが、勝手に触るのは例え同性であっても「痴漢行為」になることがあります。

本当に気をつけてくださいね。

 

「(着崩れて)困ってますか?」

「直しましょうか?」

「着物を着てくれるだけで嬉しいです。これからも楽しんでね」

こんなふうに言ってあげられる大人の余裕が欲しいですよね。

 

こんな人が増えたら、世界平和ですわ。

平和が一番。