入卒式、何を着る?
加藤咲季です。
そろそろ、入卒式の時期ですね。
今年はお子さんやお孫さんの入卒式があるという方、
結構いらっしゃるかと思います。
私のブログを見ているくらいですから、
きっと着物で出席されることでしょう。
準備は、良い感じですか?
ということで、入卒式の着物について、
何回かに分けてお話ししたいと思います。
・入卒式、何を着る?
・入卒式の防寒対策
・着物は自分で着る?着せてもらう?
・入卒式の着付けの注意点
この辺りのお話をしていきますね。
ということで今日は
「入卒式、何を着る?」
というテーマでいきます。
お子さんの大事なハレの舞台、
主役は「お子さん」ですよね。
ですので、基本的には
あまり派手すぎない格好が
望ましいです。
格で言えば、
色無地や付け下げが
ぴったりですね。
とはいえ、
最近の傾向では、
訪問着を着る人も増えています。
着物雑誌でも、
入卒式に訪問着を着ることを勧めていることがあるので、
訪問着でも全く問題はありません。
ただ、やはり訪問着の場合でも、
派手すぎない色や柄のものを選ぶと良いでしょう。
格ももちろん大事ですが、
着物自体の派手さに注目してみると良いですね。
例えば、大きな薔薇がドーンとあしらわれた訪問着とか
ギラギラした金糸の刺繍が入っているものは、
ちょっとお母さんやおばあちゃんの格好としては
派手すぎるかもしれません。
お母さんへのおすすめの色は、
優しい色です。
柔らかいクリーム系やピンク、黄色、水色などの
淡い色がおすすめですね。
その中でも、似合う色を選びたいところです。
お孫さんの入卒式に参加される場合は、
お母さんほど気にする必要はないかと思います。
淡い色が似合わなくなる人もいますしね。
重すぎないグリーンとか紫、ピンク、青など、
お似合いになる色を身につけると
良いと思います。
似合う色を身につけてると、
素敵なおばあちゃんだと思われますよ。
また、柄についてですが、
古典柄やおめでたい柄がおすすめです。
松竹梅、桜、菊、七宝、宝づくし、辻ヶ花、扇・・・・
あげればキリがないのですが、
派手ではないけど
品格のある柄が良いですね。
帯は、フォーマルの袋帯を結びましょう。
金糸や銀糸があしらわれたものです。
帯も、最近の流行りとしては
淡いものをチョイスするのがおすすめです。
色があまり入っていないか、
淡いピンクや水色、黄色などが
少し入っているくらいのものが望ましいですね、
濃い色がカラフルに入っているような帯は
派手すぎるので向きません。
(そういう帯は、振袖用だったりすることが多いです)
とにかく、
昭和で多かった、
派手なオレンジやピンクのギラギラした訪問着なんかはNGです。
ここさえ間違えなければ、大丈夫です。
ちなみに、バッグは
洋装用のもので問題ありません。
きれい目ワンピースに合うような、
きれい目なバッグなら問題ありませんよ。
こちら、私が着物で使っているバッグです。
フォーマルで紹介しているわけではないのですが、
最初に紹介しているベージュのバッグとか、
ああいった感じのであれば問題ありません。
バーっと話しましたが、
なんとなくつかめましたでしょうか?
次回は防寒対策についてお話ししますね。