『令和の着こなし』について語ります

加藤咲季です。

 

昨日、私のYouTube寄せられたコメントについての

考察を書かせていただきました。

 

簡単に言うと、

「着物の時にネイルをしたっていいよね」

という話です。

 

それについて、いろんなところから

コメントをいただきました。

 

中には、私のことを心配してくれる方も…!

ありがとうございます…!

 

ちょっとだけ紹介させてください。

 

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悩みとかでなく咲先生の意見に同感なのでメールしました

私67歳着物関係の仕事してます

沢山の人に着物を楽しく着てもらいたいと若い時から思っておりました。ネイルも髪飾り、半衿、足袋、草履すべてをその日気分で楽しんでいます。これからも応援してます~

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先日のアクセサリーの動画(→https://youtu.be/HmmM77SXsWg)、とても参考になりました! 特に指輪。「着物に指輪」=全部の指に重い石が乗っているマダム、の昭和なイメージしかなかったので、指輪をする発想がなかったです。今度、洋服用に買ったシンプルな指輪とコーディネートしてみます。

今日の爪のメールも頷きながら読みました。ネイルにしても、和洋折衷のコーディネートにしても、「自分はない発想だけどかわいいなあ」「こんなおしゃれのやり方やコーディネートもあるんだなあ」とニコニコ受け入れられる自分でいたいなと思います。

「これもダメ」「着物に合わない」とひとつひとつに怒って人に噛みつくより、人生もずっと楽しそうです。(以下略)

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本当に、着物のことになると

急に発想が狭くなっちゃう人が多いんですよね。

「こうじゃなきゃいけない!」みたいな。

 

でもそれって、

呉服業界のせいだったりもするんですよね。

 

洋服が普及して、着物を着なくなった時に

高級路線に走った呉服業界。

 

当時はほとんどフォーマル着物しか取り扱っていませんでした。

 

高級なフォーマル着物を売るには

”ルール”があった方が売りやすかったんですよね。

 

「着物はこうじゃないといけないから、これを買いなさい。」

みたいな、そんな売り方です。

 

言われたことありませんか?

 

昔は、花嫁修行として

〇〇流の着付け教室に通うのは普通のことだったし

ルールがあることが正解だったんだろうと思います。

 

実際に、茶道の先生が出した

着付けの本が、かなり売れたそうです。

 

だから、当時の着付けは

茶道のルールがかなり反映されていたようですね。

 

でも、今は令和です。

着物は高級路線も根強いですが、

おしゃれ着としてもっと気軽に着られるものが

求められています。

 

多様性が求められ、

認められる今の時代に

「こうじゃなきゃだめ!みんな同じ!」

なんて通用しないんですよね。

 

・普段着として楽に気軽に着たい人

・どうせ着るなら綺麗に着たい人

・自分らしいファッションを楽しみたい人

・似合うものを見つけたい人

・和洋折衷が好きな人

・フォーマルでのみ着たい人

・和の習い事で着たい人

・昔ながらのルールに従って着たい人

・着物ならではの”柄”による上級なおしゃれを楽しみたい人

・本物志向な人

・タンスの着物を活かしたい人

・いまどきの新しい着物を着たい人

・男性だけど女性の着物を着たい人

・女性だけど男性の着物を着たい人

・木綿が好きな人

・絹が好きな人

・化繊が好きな人

 

などなど、いろ〜んな人がいるわけですよ。

 

そこはお互い認め合っていきたいですよね。

 

それが平和。

 

平和が一番ですよ。

 

 

追伸:

『令和の着こなし』というものを

もっとみんなに伝えていきたいなと

最近強く思っています。

 

着付けもそうだし、

着こなし(ファッション性)も

昭和とはかなり変わってますよね。

 

先日も、SOKの生徒さんとそんな話をしました。

これからしばらく、

メルマガで『令和の着こなし』について

語りに語ります。

 

追追伸:

さっき、コロナのワクチンを打ってきました。

8月にコロナにかかっているので、これから重めの副反応が来る予感がしています。

ちょっとだけ腕が筋肉痛っぽくなってきました。

やだ〜!怖いよ〜!