6月、9月は単衣の時期なの?

こんばんは!加藤咲季です。

 

先週日曜日に開催した

京都きもの市場の展示会でのミニレッスン

大変盛況でした。

 

たくさんの方にお越しいただき、

ご質問もたくさんいただいて

「こんなに手が上がる回は他にないですよ」

と、担当の方にも喜んでいただけました!

 

メルマガ読者さんの中にも

ご参加いただいた方が何人かいたようです。

 

ありがとうございました!

 

 

地方のイベントも行けるか聞かれたので

もしかしたら今後

どこかに行くかもしれません。

 

お近くの方がいらっしゃったら

その時はぜひお越しくださいね。

 

 

さて、6月に入りましたね。

 

6月の着物のコーデについて

お話ししてるネット記事を見つけたのですが、

 

「6月に入ったので単衣の季節です」

 

と、ツッコミどころ満載の内容でした。

 

 

いや、わかるんですよ。

 

6月、9月は単衣の時期だって

言われてきましたもんね。

 

 

でも、

 

 

でも。

 

 

30℃近い気温じゃないですか。

(東京基準ですけど)

 

単衣は辛い…!

 

 

というか、暑さに慣れてないから

普通に熱中症になりますよ。

 

それに、

「暦通りに着物をきましょう」

なんて、戦後にできた風習でしょう。

 

 

日本人が着物を普段に着なくなったから

ルールみたいなのが必要になったんですよね。

 

着物の”決まり”とか”ルール”みたいなものは

基本的に戦後にできました。

 

 

日本人が外国からナメられないように

きちんと綺麗に着るためのルールを政府が推奨した

 

お茶の教養本がベストセラーになり、

その中の着付けのルールが浸透した

 

色々とルールを作って小難しくした方が

お客は店員に従って買うしかなくなるので

高級呉服を売りたいがためにルールを作った

 

etc・・・

 

 

諸説ありますし私の意訳も入ってるのですが

よくこんなことを言われていますよね。

 

 

逆に、戦前はみんな自由に着物を着ていました。

 

五千円札を見てみると、

明治時代を生きた樋口一葉さんの半衿が

今では考えられないくらい出てます。

 

それが彼女の(当時の?)

おしゃれだったのでしょう。

 

 

これだけ自由に着ている時代で

6月と9月は単衣!

なんてルールがあったとは思えないんですよね。

 

 

着こなしや美的センスは時代の流れと共に変わります。

 

それは文化として当たり前のことです。

 

気候も随分と変わっているので

今の時代に合わせたら良いと思います。

 

 

いや、

”時代”…と言うとわかりにくいかもしれないので

気温に合わせれば良いと思います…!

 

 

私の場合

明日は暑いので夏着物。

 

来週は結構涼しい感じなので

単衣になるかと思います。

 

 

普段着ならば

洋服を選ぶ時と似たような感覚で

問題ないですよ。

 

 

追伸:

 

「着こなしや美的センスは時代の流れと共に変わります」

とお伝えしましたが、

私の『スレンダー着付け®︎』は

まさに今どきかなと思います。

 

昭和の着付けとは

明らかに違う。

 

これは、

洋服に慣れた日本人が持っている

現代の美的センスです。

 

 

追追伸:

 

すらっと着物を着こなす

『咲季式スレンダー着付け術』

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