お前なんかが着付師になれるわけないだろ!

加藤咲季です。

 

昨日は、「好きなことで生きていくには」ということで私の受講生の成果などをお伝えしました。

 

私自身も

”好き”を仕事にして生きていく

を体現しているということを評価していただき、インタビューを受けたり講演会をすることが増えてきました。

 

 

 

経営者としてTV出演をさせていただいた事もあります。

 

 

私は着付けをきちんと事業として運営しているわけですが、なかなかそうもいかずに苦しんだ時期もありました。

 

今日はちょっと自分語りをしたいと思うので興味のない方はここで閉じていただいて大丈夫です。

 

 

 

 

・・・

 

 

閉じれたかな?

 

 

 

さて、関心のある方だけ残っていただいたところで(今残ってるみんな好き♡)

私が着付けをするきっかけからお話ししようと思います。

 

ほんと些細でしょうもないきっかけなんですが、

「若くて着付けできるの格好良い!」

って思ったことが始まりです。

 

私の卒業した高校は私服校で卒業式は各々好きな格好をするんですよ。

ドレスを着る子もいれば、袴を着る子もいて、私は10歳くらい上の従姉妹に振袖を着せてもらったんですね。

その時に、かっこいいなー!って思ったんです。

 

これをきっかけにその後進んだ美容学校で着付けの課外授業を取って着付けを習いました。

 

美容学校の中でも着付けにかなり力を入れてる学校だったので、朝練、夕練をしてコンテストに出たりしてましたね。

 

まぁそこで賞なんて取っちゃったもんだから、調子に乗り始めるんですよ。

 

卒業後は美容師になるのですが、これがまた過酷すぎて…

 

朝から晩までの労働もそうだし人間関係も色々あり

ストレスで7キロくらい太ったし、顔中にニキビができました。

 

この時、若干20歳の私は悟ったんです。

 

「現状、1日の大半(15時間くらい)が仕事だよな。ということは、これからの長い人生の大半は仕事をして過ごすのか。え?じゃあ、仕事がつまんなかったら、人生の大半がつまんないってことじゃん!!え、やっぱり髪の毛より着付けやりたいわ!」

 

 

はい。

そんなわけで美容師は辞めました。

 

辞める時には当時60歳くらいの社長(男性)に

「お前なんかが着付師になれるわけないだろ!カットのこともわからないのに!」

という謎理論で怒鳴られましたね。

 

怖かった…トラウマですよ…

 

まぁそれは良いとして、疲れた私は3ヶ月ほどニートをして、その後アルバイトをしながら着付師になる方法を模索していました。

 

着付けの腕には自信があったので大丈夫だろうと思ってたんですよ。

 

従姉妹がスタイリストをしてて、着付師を探してるとのことでこの頃は芸能関係のお仕事をもらえたりしました。

 

とはいえ、仕事が来るのは数ヶ月に1回程度。

あまりにも安定しないので結局アルバイトで生計をたててましたね。

 

この後着付け教室に通い出すんですが、ちょっと長いのでまた明日にでもお話しします。

 

 

追伸:

いやなんかここまで話してると若い頃の私はまぁまぁろくでもないというか、生意気というか、人生舐めてる感ありますねw

 

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