入卒式の着付け注意点

こんばんは!加藤咲季です。

 

前回に引き続き、

入卒式の着物についてお話ししていきますね!

 

 

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1、入卒式、何を着る?

https://katosaki-official.com/nyusotu_nanikiru-551

 

2、入卒式の防寒対策

https://katosaki-official.com/boukantaisaku-554

 

3、着物は自分で着る?着せてもらう?

https://katosaki-official.com/20220222-559

 

4、入卒式の着付けの注意点

 

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今日は第4弾!

入卒式の着付けの注意点についてお話しします。

 

前回のメルマガでもお伝えしましたが、

フォーマルの場では

綺麗に着ることがマナーだと言えます。

 

スッキリとこなれ感のある着姿だと、

本当に素敵ですよね。

 

 

入卒式に関係なく、

フォーマル着物を着る時のポイントを

お伝えします。

 

 

1、全体的にスッキリ着られている

2、補正をしっかりめにいれる

3、帯を高めに巻く

4、お太鼓を少し大きめにする

5、衣紋を抜きすぎない

6、裾は床スレスレまで長く

 

 

 

1、全体的にスッキリ着られている

 

モサモサしてたら、

なんだかな〜って思いますよね。

 

できるだけシワやたるみを減らして

スッキリ着られていると素敵です。

 

 

2、補正をしっかりめにいれる

 

例えば

デコルテが華奢な人は、

鳩胸にするよう、デコルテに補正を入れると良いです。

 

一番簡単なやり方はこちらですね。

https://youtu.be/Lu5YbcVqbz4

 

 

デコルテに補正を入れると、

豪華な感じが出ます。

 

また、衿元も決めやすく、

着崩れにくくなるので

入れると良いことばかりですね。

 

とはいえ、

補正を入れすぎると

太って見える原因になりますので

注意したいところです。

 

元々上半身にボリュームがあるのであれば、

デコルテに補正を入れない方が良い

ということもあります。

 

また、腰の補正も

いつもより少し多めにしておくと良いです。

 

腰の補正が足りなくて

腰が反っている状態だと、

お太鼓が下に落ちやすいです。

 

帯を高めに巻くためにも、

補正を多めにすると良いです。

 

 

3、帯を高めに巻く

 

帯を高めに巻くと、

豪華な雰囲気が出ます。

 

逆に、帯の位置が低いと

カジュアル感が出ます。

 

 

4、お太鼓を少し大きめにする

 

これも、着姿を豪華に見せるために必要です。

 

 

5、衣紋を抜きすぎない

 

衣紋の抜き加減は

人によって全然違うので、

「これくらい!」と明確に言えないのですが…。

 

とにかくあんまり抜きすぎると

水商売のようになってしまうので

気をつけたいところです。

 

「スレンダー着付け®︎」的には

衣紋をしっかり抜いて

首を見せることで

スッキリ見せていきます。

 

なので、

それなりには抜くけど、

抜きすぎない。

 

微妙な塩梅を求めていきたいところです。

 

 

6、裾は床スレスレまで長く

 

フォーマルの場合、

裾は長めに設定します。

 

そうすると

エレガントさが増しますね。

 

背が高く見えます。

 

 

裾を決める時に

床スレスレを意識して決めてみてください。

 

草履を履いた時に、

かかとがほぼ見えない状態。

 

前は、裾が鼻緒に触るか

触らないかくらいのスレスレの感じ。

 

これを目指すと良いですね。

 

 

自分で着物を着る場合は、

このあたりをぜひ意識して練習しましょう。

 

 

フォーマル着物は、

練習が必要です。

 

着付けって、

着るだけなら簡単なんですが、

綺麗に着ようとこだわり始めたら

底無し沼のように深いんですよね。

 

(それが楽しいんですけどね笑)

 

 

練習をしたら、

写真を撮ってみることをお勧めします。

 

かなり客観的に

自分の着付けが見れますよ。

 

 

ということで、

次回は入卒式の着付けについて

いただいた質問に回答していきます!

 

 

数が多いので全部は回答できないと思いますが、

みんなも気になりそうなことを優先して

回答させていただきますね!

 

お楽しみに!